手術室看護師の日記

今更聞けないこと、気になった事を調べてみる。あと日記。ダイエットの事。

医療崩壊への道

先日の看護師使い捨て問題の続き。

400人の看護師が辞めるというわけだが、気になる求人を調べてみた。

採用情報 | 東京女子医科大学 看護職採用サイト2021

すると、

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とりあえず看護師330人の求人を行っていることがわかった。

あくまでも強気である。

あと気になるのは、待遇。

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これに関しては2020年度の実績を表記をしておくべきだ。

「病院が赤字だったらボーナス出しません」の精神を書いておいてもらわないとフェアではない。

 

それから東京女子医科大学病院のトップページには、こんな文章。

「入院、手術ともに制限すること無く受入れておりますので、ご遠慮なくご来院ください。」

400人辞めてそれが可能なのか。ワリを食うのは誰か。

残るスタッフであり、患者である。

 

これもきっと氷山の一角。

他の病院でも同じことが起きているのではないか。

第2波らしき流行が見え始めている現状、今後も病院の収益は上がりそうもない。

冬のボーナスなど夢のまた夢。

大量退職→残った者へしわ寄せ→大量退職

まさに負のスパイラル。医療崩壊待ったなし。

 

仕事があるだけマシというのは違う。

命かけてコロナ対応して、足りなくなったら補充するだけと言われる。

当たりのない祭りクジか。

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医療職の底辺は看護師。

 

以上。