脱・看護師の悩み ミョウバン水 脱・靴くさ
またしても臭いのはなし
ここでいう看護師の悩みとは、ナースシューズ問題である。主に臭い方面の。
昔はナースサンダルで良かったかもしれないが、私が入職した頃には既にサンダル撲滅運動が始まっていた。要するに、足先が覆われた靴タイプでないといけなかった。
靴タイプである理由は、過去に針を落として足に刺さったヤツがいるかららしい。そんなもの、靴であろうが針を落としたら刺さるのではないかと思ってる。手術室においては、前の記事(メス はい 汗 はい 汗 汗 汗)にも書いたが、メスの前に靴は無力である。
消臭剤の代名詞「ファブリーズ」さん・・・
消臭剤、主にシュッシュするタイプといえばファブリーズさん。しかし、学生時の実習で、靴にファブリーズは無力である事を知っていた。悪あがきにしかならない。臭いの根源である靴の足先まで届かない気がする。
そもそも、足だろう。足。
臭いのもとは足だ。特に足の指ではなかろうか。だから、靴にアプローチするのではなく、足にアプローチすることにした。
これは リップのようにクルクル回すと出てくるので手が汚れない。ただ、塗るのが若干めんどくさい。クリームタイプはもっと塗るのがめんどくさい。手も汚れる。
ただし、効果はバツグンだ!一日余裕である。さらば靴の悩み。でもめんどくさい。
ドンキホーテで怪しいものを見つける
その名も「臭いが消える魔法の粉」。
さすがに怪しい。608円らしい。ネットで調べると、効果はありそうだ。ただ、グランズレメディというやつも気になる。倍ぐらい値段違うけど、ホンモノ感あるじゃない。
散々、ネットのレビュー記事を見た挙句、効果はありそうだったが買うことはなかった。
そもそも何が消臭してるのか
足の消臭剤シリーズを調べていると、消臭成分はどうやらミョウバンにあるらしいことがわかった。ミョウバンとは硫酸アルミニウムカリウムとの事。物騒な気がするが、食品添加物にも使われており、安全そう。
で、作用機序としては、アルミニウムイオンが肌に作用し、発汗を抑制させる様。
汗出ない→蒸れない→雑菌繁殖しない→臭わない
ということか。
神の水の作り方
ミョウバンを調べていくうちに、なにやらミョウバン水という文字が。
詳細はよそ様のサイトを参照。https://hotlines.shop/article275/
簡単に書くと、焼きミョウバン(スーパーやドラッグストアでも買える)を用意。
サラサラの粉状の物、ゴツゴツした顆粒タイプがあるが、溶けやすい粉状が良き。
大体、ミョウバン15g(大さじ1杯)と水道水500mlを空のペットボトルに入れてシェイク。白濁した水になる。常温ではすぐには溶けないので、ぬるま湯を使用するか、混ぜてから1日放置。ちゃんと溶けると無色透明の水溶液ができる。
これが原液となる。これを足にスプレーするときは10倍希釈して使用する。
・・・つまり、5000mlの消臭剤ができることになる。これは素晴らしいコスパだ。焼きミョウバン100g買ったら1年は余裕である。現になかなか減らないミョウバンが台所に眠っている。
で、効果は?
効果はバツグンだ!
さらば足のにおい、靴のにおい。スプレーするだけだからめんどくさくない。手も汚れない。ベタつかない。何より安い。それに尽きる。
バイバイ怪しい魔法の粉。バイバイファブリーズさん。
勤務開始前は足にシュッシュ。勤務終わりはなんとなく靴にシュッシュ。今までの悩みがウソの様。全世界の看護師・・・いやすべての業種にオススメしたい。
色んな消臭剤があれど、ミョウバン1つで解決するのだ。他の添加物イラナイ。
焼きミョウバンは安い物。他の消臭剤買う前に試してほしい。
以上。