手術室看護師の日記

今更聞けないこと、気になった事を調べてみる。あと日記。ダイエットの事。

続・へその話題 日本のへそ 体の恥骨

先日のヘソ記事を書いているときに、ふと思い出した日本のへその事。 いわゆる日本の中心地的な意味で言っているのだが、日本の中心という概念があやふやで、複数の都道府県・市町村が「日本のへそ」を名乗っている。あくまでも自称である。 ・兵庫県西脇市 …

臍 へそ HESO キレイにしてますか?

手術室勤務になって間もない頃にビックリしたこと。 腹腔鏡手術で全身麻酔かかってから、外科の先生が患者の臍をコッヘル鉗子で把持し、ひっくり返す。思いっきり噛んでひっくり返す。麻酔で寝てなければ絶対痛いヤツ。拷問レベル。で、アルコール綿なりイソ…

胡散臭いダイエット方法達 断食・ファスティングの胡散臭さ

毎年のように新しいダイエットが生まれ、流行り、消滅していく。怪しい運動器具、怪しいダイエット理論、変なダンス・・・。 ふと思いつくのは、倒れるだけで腹筋ワンダーコア~♪とか、金魚運動するマシンとか、ブルブル震えるだけの土台に乗るだけのマシン…

手術室における体温管理④ 悪性高熱症

手術室における体温管理① 体温が下がる理由 - 手術室看護師の勉強しようブログ 手術室における体温管理② 低体温がダメな理由 - 手術室看護師の勉強しようブログ 手術室における体温管理③ シバリングとその弊害 - 手術室看護師の勉強しようブログ 体温管理シ…

ダイエット 1日1食になった理由

メリットは先日の参照。 これまで毎年ダイエットとしてやってきたもの。ある年はひたすらランニング、ある年は糖質制限、ある年はケトジェニックダイエットなど。 方法は違えど、毎年3ヶ月で10㎏減量できていた。 ・・・という事は、毎年リバウンドしてき…

病院外がわからない 手術室の外もわからない

今週のお題「外のことがわからない」 仕事柄、看護師は通常運転だ。在宅勤務はあり得ない。そこに患者がいる限り。 手術室という現場はおそらく、病院の中で最も安全な空間だろう。(院長室とかは別として。)超緊急でない限り、発熱・感冒症状のある患者は…

現在進行中ダイエット 1日1食 メリット7選

世の中には色んなダイエット方法がある。溢れすぎている。結局のところ、摂取カロリー<消費カロリーにする事が全てだ。故に、食事を変えるか運動量を増やすかの二択になる。 で、現在1日1食に落ち着いたわけだが、1日1食になってよかったこと 7選。 1…

手術室における体温管理③ シバリングとその弊害

今回はシバリングについて。 シバリング・・・いわゆる、寒いときにブルブルっと震えるアレである。 シバリングは、骨格筋の収縮による熱産生で体温の回復を図る反応で、安静時の6倍まで熱産生を増やすとされる。 別に普段起こることに関してはなんの問題も…

手術室における体温管理② 低体温がダメな理由

前回の続き。 一般的に、中枢温35℃以下を低体温とされている。 その結果、どんな悪影響があるか。 1.心臓の収縮力が落ちる →低体温により末梢血管が収縮、心臓は収縮力が落ちているため心負荷増大、結果心筋虚血を起こす要因の一つとなる。正常体温群の…

手術室における体温管理① 体温が下がる理由 

全身麻酔を受ける患者は様々な要因によって体温の異常をきたしやすい。特に、体温を失う要素が多いので低体温になりやすい。それを防ぐのにはやはり保温・加温になるが、とりあえずやれるところを加温しよう、となるワケで、そこに明確な根拠はあるのだろう…

エホバの証人 輸血拒否と手術室

私達は手術を受ける患者を毎日アセスメントし看護計画を立てる。 そんな中、重大なリスクファクターとされるモノの1つとして「エホバの証人」がある。何が問題か。エホバの証人の信仰者は輸血を拒むのだ。

ヴィレバン?ヴィレヴァン!

今週のお題「好きなお店」 ショッピングモール等行くと、雑貨屋的なお店はとりあえず入ってしまう。 中でもVILLAGE/VANGUARD、通称ヴィレヴァンが好き。どれくらい好きって、株式保有してる程度に好き。私がイオンモール好きな理由は大体ヴィレヴァン入って…

子供のマスク 何歳から? →2歳以上。

外出すると、ほぼ9割以上の人がマスクをしている。子供でさえも。 さすがに抱っこされてる位の子供はしていないけれど。 たまたまふと目に入ったチラシがあった。日本小児科医会が出しているチラシだ。 「2歳未満の子供にマスクは不要、むしろ危険!」 なぜ…

コロナで変わったこと10選 手術室の場合

緊急事態宣言も解除され、元のペースに戻るかと思いきや、第2波の影がニュースみてるとチラホラ。ここらで一回、コロナの影響で変わったことをまとめてみる。 1、暇 外来も半分くらいに減ってると聞いたが、手術室もすごい暇。不急の手術はお断りになった…

【低容量ピル】飲んでると、手術出来ません。

厳密に言うと、局所麻酔は問題ない。 全身麻酔は出来ない。ピル飲んでると血栓ができやすくなるからだ。 血栓の何が問題か。血栓とはいわゆる血管内にできる血の塊だが、それが肺で詰まると呼吸できなくなって、というかガス交換できなくなって最悪死ぬ。血…

泌尿器科 経尿道手術(TUR)後、尿が青いワケ

この前、TUR術後患者を病棟看護師に申し送りをする際、尿色を見て「この青いのなんですか」と聞かれた。泌尿器科の病棟じゃなかったからそりゃ知らんか。とりあえず尿管口確認するのに色素を静注してるんだよ的な説明で終えた。まあそれ以上でもそれ以下でも…

金沢3大B級グルメ!

今週のお題「遠くへ行きたい」 遠くへ行きたい・・・。といっても海外は興味ないし、電車もあんまり好きじゃないから車で移動できる範囲で考える。 そうだ、金沢行こう。 いや別に実際に行く予定はないのだけれど。 石川県金沢市。金沢グルメを堪能したい。 …

腸管癒着とは セプラフィルムの効果は?

先日、腹腔鏡下の直腸切除術についていてふと思った。「この人えらい癒着してるなあ。癒着とは結局なんぞや?」と。 開腹手術を受けた患者の9割程度が腸管癒着が発生するらしい。程度の大なり小なりはあるだろうが。 原因はやっぱり炎症。治癒の過程で周囲…

急性期実習で頻出問題 サードスペースとは

学生時の看護実習において、一つの壁があった。急性期実習である。 いや、実習は全部壁にしか思えなかったけど、特に急性期実習はとにかく前情報がヤバく、怯えていた。とにかくはやく終わってほしい、それに尽きる。 急性期・・・いわゆる手術を受ける患者…

看護師とはなんだ

改めて考える。看護師って何だろう。 というのも、自分は看護師がどんな仕事をしているのかほぼ知らないまま看護師になろうと決めたわけで。外来で医者の手伝いしてるくらいの認識だったわけで。どちらかといえば人付き合いできないタイプの人間で、なんで看…

コロナの影響でサチュレーションモニターもといパルスオキシメーターが売れている。

暇な時間にスマホを触ると、つい楽天市場を覗いてしまう。そんな事で、ほぼ毎日数回楽天市場を見ている事になるのだけれど、今回のコロナ騒動で普段見ない物がランキングに入るようになった。 コロナ騒動初期からマスクにはじまり、トイレットペーパーやティ…

医療・介護職員に支援金、最大20万円 厚労省検討

YAHOOニュースを見てると、こんな記事が。以下毎日新聞の記事引用。 「厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症に対応する医療機関や介護施設の職員に対し、1人あたり最大20万円の支援金を支給する検討に入った。月内にとりまとめる2020年度第2次補正予算案…

そういえば小腸・空腸・回腸って?

本当に今更なことをふと思い出したので調べてみる。 外科の手術についていて小腸という言葉はあまり聞かない。だいたい、空腸あるいは回腸と呼ばれるであろう。遊離空腸とか胃-空腸吻合とか回腸導管とかいった具合に。明確な定義ってあるのか?というわけで…

ロボット支援下手術の拡大

今度、久しぶりに婦人科のダビンチにつくのかと思って、術式をよく見てみるとロボット支援下仙骨膣固定術と書いてあった。それもダビンチでするの? 前立腺・胃・大腸・腎・膀胱・肺・子宮までは知ってたけど、今どうなってんの?と思いポチポチ調べてみる。…

ブログの目的とは

経験年数はそれなりになり、心臓外科から眼科までドンと来い状態になった。 しかし、実際のところどこまで理解できているのか。勉強しようとは思うものの、結局やらずに早数年。このままではいかんですよと、いい加減やりなさいよと。 毎日ふと思った事・気…